潜在看護師がブランク克服のためにがやりがちのNGな勉強法とおすすめの本3選

今までブランク中でこれから看護師として復帰しようと思っている場合、まずはブランクを克服するために勉強しなくちゃと思っている方も多いのでは?

しかし、意外とブランクナースは間違った勉強法をしていることも少なくないんです。

今回はブランクナースが仕事復帰のためにやりがちなNGな勉強法についてお伝えしていきたいと思います。

参考書を買って読み漁る

 

やはり知識を習得するために本を利用することはとても重要です。

しかしやみくもに参考書の「病気が見える」のような基本知識が詰まった参考書を購入すると、脳神経・消化器・呼吸器などと様々な診療科ごとに分かれており、片っ端から勉強していくことに・・・

しかし、どこから手をつけていいのかわからないブランクナースの方は、このように参考書を読み漁ってひたすら時間を潰してしまうという非効率的な方法を取っている方が非常に多いのです。

確かに知識は基礎から身につきますが、あなたは1度看護師として国家試験も突破しているし、少しながらも看護師としての経験はあるはずです。

看護学生になったばかりとは違うのである程度の基礎知識は身に付いているのではないでしょうか?

つまり自分がどこが苦手でどこの知識が衰えてしまっているのかを最初から洗い出して、そこを効率的に勉強していく方がよりブランク克服への近道と言えるわけです。

自分の弱点はどうやってわかる?

看護の知識は本当に幅が広すぎて、全てを網羅するというのは難しいのが現状です。その勉強のために復帰の時期を逃してしまうのはとてももったいないと思いませんか?しかし基本的な知識がないと全く何もできないですよね?

「何ができていなくてどこを学習すればいいのか」ということを理解するためにはまずは臨床に出て現場を知ることが重要だと私は思っています。

実際に私は3度の出産・育児を経験し、ブランクからの仕事復帰に際して様々な本を読み漁ってみました。

しかし理解していることをもう一度復習してるようなこともあったり、実際に現場に出てみないとどのような治療法なのかも分からなかったりすることが多く、本を読んでみても100%理解できないことが多かったんですよね。

私はすでに復帰の時期が決められていたので、「うだうだ悩むよりも思い切って復帰してみよう」と現場に理解不足の状態で復帰をすることにしました(笑)

そうすると実際に現場に出てみることで、自分が看護技術の中で何ができなくてをより詳細に把握することが出来たんです。患者さんの個別看護を実践し、個々の疾患や薬のことなどでわからない部分や、治療法や略語などを確認していくことでしっかり知識が身につくようになりました。

確かに最初は周囲から

「何も知らないナース」

と思われていたかもしれません。

でもその専門領域や特徴的な看護は実際に現場に出てみないこともたくさんありますし、何より誰でも最初は0からのスタートですよね?そこで「あなたは何も知らないくせに」と嫌味を言われるか、新人やブランクなどの状況を理解してくれて、親切に指導してもらえるかは、職場選びにかかっているといえます。

訪問看護はブランクありの潜在看護師でもできる?向いてる人とやりがいとは?

ですので復帰前にバタバタと慌てて参考書を読み漁るのではなく、少しでも臨床に出てからその足りない知識を補うために必要なことをひとつひとつ勉強していった方が効率的といえます。

ブランクからの復帰におすすめな看護の専門書

それでも最低限の知識や技術を身に着けたいし、何かしらの勉強はしなくちゃと思う方にブランクからの復帰におすすめの本を紹介します。

今はこうする!看護ケア

この本は今までは看護の常識だった

「清拭は末梢から中枢へ」

「吸引は陰圧をかけながら」

などの根拠を覆し、正反対の方法を解説してくれています。看護も日々進歩しており、根拠も方法も変わり続けているので、このような本を利用し、最新の看護を学んでいきましょう。

出来るナースと言われるために3年目までに知っておきたい100のこと

こちらは看護の観察の視点やアセスメントなどのポイントを新人目線ではなく、ある程度経験を積んだナース向けに教えてくれている本です。

せん妄や創のケアなど幅広い知識が掲載されていて、かなりボリュームもあるので、持っていればどんな場合にでも振り返ることができて役立つ1冊だと思います。

ビジュアル看護技術ガイド

このような看護技術の本って、漫画タイプなどさまざまな看護師さんが出版しているものがありますが、私は個人的に絵で描かれているものよりも、写真付きの方が根拠が信頼出来ていいと思っています。

ですので、このビジュアル看護ガイドならすべてオールカラーで吸引や清拭、レスピ管理まで豊富な看護技術が根拠付きで掲載されているのできっとブランク克服に役立つはず!

このような本を活用し、ぜひブランク克服につなげていきましょう。

家にある物品で看護技術の真似をしてみる

他にもブランクナースがやりがちな勉強法あるあるなのが、模擬練習(自己流)をしていること。

例えばボールペンを針に見立てて腕に注射の練習をしてみたりということをしていませんか?

もちろん家に水銀血圧計があって、それでバイタル測定の練習をするのであればいいのですが、病院にしかない医療機器や物品に見立てて家にあるものを代用して練習するということはかなり無理があります。

その理由は、実際のものを使わないと根拠もコツも方法も正しく理解できないからです。

確かに腕を見て採血する部位や血管などの走行は理解はできますが、ボールペンを針に見立てることにより、針の刺し方や角度などの練習は果たしてできるでしょうか?

断然答えは「NO(ノー)」だと言えます。

いくらボールペンで練習して「よしできるようになった」と思っていても、あなたは必ず注射器を目の前にしたら不安を感じることでしょう。

つまり、本物の物品を使わないと練習したことにはならないのです。

実際の物品で練習する方法

とは言っても本物の針なんて家にないよ~と思った方。

家にはなくとも、自宅近くで本物の物品を利用して模擬練習をしたり研修を受けることは可能です。

その場所とはナースセンター(あるいは看護協会)です。

ナースセンターではブランクがある看護師などに向けて、無料で看護技術を習得するためのデモ機が利用できたり、DVDを貸し出してもらうなどブランク克服に役立つ活動を行っています。

そして定期的にブランクナースに必要な内容の講義や研修なども開催しているので、このような機会を上手く利用すると効率的に看護の知識や技術を向上させることが出来ます。

こちらであなたの地域のナースセンターの情報や研修日程などを調べることができますよ。

【潜在看護師】都道府県別ナースセンターと2019年復職研修・内容・日程まとめ

家で1000回ボールペンを使って採血の練習をするよりも、休みの日の時間が空いた時に看護協会の研修に出かけて、本物の針や採血管で採血の練習をした方が絶対に効果があります。

時間や手間を無駄にしないためにも、本当に効果がある練習方法を選んで下さいね。

まとめ

ブランク克服のためには時間を無駄にしないように、効率的に勉強や技術の習得をすすめていくことが重要です。ぜひここで紹介した本や研修制度を利用して、また看護師として復帰できるよう頑張っていきましょう。

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