潜在看護師復職支援テキストは復職の勉強に使えない?本気でブランク克服したいと思ったらすること

今まで看護師としての現場を離れていたブランクを持った元看護師だった方へ。

これからまた看護師として働いてみたいと思った時に、大きな障害となるのが知識と技術の壁ですよね。

そんな方に絶大な支援を受けているテキスト「潜在看護師復職支援テキスト」というものを知っているでしょうか?

「看護師 ブランク 本」

などと検索すると1発で表示されるこの本ですが、実際に利用してブランクからの復帰につなげることが出来るのか検証をしていきたいと思います。

結論からいうと「使えるけど古い!」

タイトルにも書いたように、何よりもこのテキストのデメリットは「古さ」なんですよね?

よく調べないと分からないと思いますが、この本の最新の出版は2010年なんです。

つまりこの本に載っている看護の情報って約10年も前の情報ってことになります。

10年前って私が看護師になるかならないかという時期(笑)

看護師であるあなたなら、この10年の機関でどれだけ医療も看護も大きく変わるかということは安易に理解できますよね。

つまり何よりもこの潜在看護師復職支援テキストは

古くて使えない

という結果になりました。

もちろん使える情報たくさんある

ここで注意していただきたいのが、「古いから買うのはやめた方がいいよ!」という意味ではありません。

このテキストの中身には看護の基本的な知識技術から、復帰に向けたノウハウまでさまざまな情報が豊富に掲載されています。

ですので一概に「使えないからやめた方がいい」というわけではなく、使える情報と最新の情報を自分で判断して吸収していくことが重要なのです。

使える情報とは

ではこのテキストの中の使える情報とはいったい何なのでしょうか?

  • 看護の基本技術
  • 看護論
  • 医療処置の目的

などのいわゆる基礎や概論というやつですね。

詳細な手技などとは違い、大まかな看護や医療処置の目的などは根本的に年月を経て変わることはほとんどなく、このような内容を理解するには豊富な情報が掲載されており、基本的な看護技術(身体援助など)はかなり丁寧に掲載されており見やすくなっています。

看護技術や根拠は変更されている可能性あり

しかし看護技術のこまかな手技やその根拠は時代とともに変化をしている可能性があります。

例えば10年前と大きな変更と言えば急変時のABCですね。

実は私もこの変わったそのタイミングで育休を取得しており、復帰後に最初に気道確保をしないということを聞いてとても驚いたのを覚えています。

このように当時は当たり前のように感じていた医療や看護の知識でも、毎日進歩し、当然だった根拠が全く正反対に覆されてしまうこともあり得るのです。

そのため、この潜在看護師復職支援テキストは10年前の知識・技術の紹介がされてしまっている以上、すべてを信頼し、これだけを仕事復帰のためのツールにしてしまうことはとても危険といえます。

潜在看護復職支援テキストの他に復帰のために活用できる本は?

潜在看護師復帰支援テキストだけでは看護師のブランク克服に活用できないとお伝えしましたが、このテキスト以外にもブランク克服におすすめの本があります。

実際に私が復帰に向けて利用してみてよかった参考書を紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

今はこうする看護ケア

これはぜひブランクがある看護師さんに読んで欲しい本です。

今まで当たり前だった看護でも、現在では大きく変わってしまった部分を詳しく解説してくれています。

  • 採血前に腕を叩く
  • 注射後のリキャップ
  • 浣腸を体温以上に温める

などあなたは当たり前にやっていた看護はありませんか?実はこのような手技や技術は現在ではNGとされているのです。

その根拠や正しい方法が記載されているので、不安になった方はぜひ購入して新しい常識を取り入れていきましょう。

できるナースと言われるために3年目までに知っておきたい100のこと

 

これはブランクありの看護師向けの本ではありませんが、内容は非常に基礎的でかつ重要な項目ばかり。

バイタルサインは測定できると思っていても、形式的なものになってはいませんか?脈の取り方一つでも異常をアセスメントできるのが、出来るナースです。このような基本的な看護技術・知識を改めて見直すためにピッタリの一冊です。

他にも時代とともに変わりやすい、褥瘡処置や疼痛コントロールなど最新の専門的な情報を知りたい方におすすめの本です。

最新の情報や看護技術を身に付ける方法

ではブランクを経て、大きく変化したであろう現代の看護の現場に飛び込むためには、どのようにして対応をしていけばいいのでしょうか?

それは机の上の勉強だけではなく、実際に現場に出て体験をしてみる、そして自宅を出て実際に現場で働いている看護師などから話を聞いたり研修へ参加するといった外部へのアプローチが重要になってきます。

実際に現場に出て最新の看護を体験する

やはり今の最新の知識や技術を習得するためには、実際に現場に出てみることがてっとり早い方法です。

どうしても机の上だけで勉強していると、やる気が出なかったり、実際の看護がイメージしにくいですよね?そんな時には、潜在看護師向けの隣地実習や実技講習などがおすすめです。

看護協会やナースセンターでは潜在看護師向けに、最新の知識た技術が学べる講習会や研修、実際の病院で行われる隣地実習などを開催しています。

このような機会を利用することで、ブランク克服に向けたサポートを受けられ、自分自身の復帰への意欲向上にもつながりますよ。

教育カリキュラムが整った職場へ復帰する

大きな総合病院などでは、長いブランクがある看護師の場合、また新人と同じような研修のカリキュラムを組んで確かな知識・技術を身に付けてもらえるような教育環境が整っている場合があります。

このような職場で復帰することで、「また一から勉強し直す」といった新しい気持ちで看護を学び直すことが出来ます。

デメリットはちょっとプライドが傷ついたり、新人を同じような扱いを受けることで不快に感じる方もいるかもしれません。しかし何よりもブランクが長く、知識・技術への不安が大きいというような場合にはこのような職場がフォローしてくれるような環境を選ぶのもおススメの方法といえます。

まとめ

潜在看護師復職支援テキストは復職のために活用しやすい本ではありますが、これ一つで復職ができるというパーフェクトな情報ではありません。

本気で復職をしようと思ったら、最新の情報を得るために他の参考書をみたり、実際に現場に出て刺激を受けてみるということも大切です。

ぜひここで紹介した方法でブランク克服にチャレンジしてみて下さいね。

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