またブランクから復帰して現場で働きたいと思っている、ナースの皆さん、こちらのサイトでも潜在看護師に人気の職場をお伝えしていますが、その中でもやはり人気ベスト3に入るのがクリニックへの復帰です。
潜在看護師で実務経験なしでもOK!意外と知らない看護技術不要の職場4つ
身近自宅から近い職場を選べば手軽に通うことができるし、小さな小規模なので融通がきいて働きやすいというメリットがあるのがクリニックの特徴。
また様々な診療科やがあるため、自分に合った技術や経験を活かせるような診療科を選ぶことで、働きやすさも変わってきますよね(´ー`)
今回はそんなクリニックへ復帰をしたいブランクナースのために、復帰に役立つおすすめの勉強法を紹介していきたいと思います。
クリニックへの復帰は簡単?
先程もクリニックで働くことはブランクがある看護師にとって、
「メリットがある」
とお伝えしましたが、意外にもデメリットもたくさんあるということは覚悟をしておきましょう。
[box class=”blue_box” title=”クリニックで働くデメリット”]
- アットホームな職場なため、人間関係が悪いと働きにくい
- 院長の権力がすごい
- 正社員の場合は診察が終わるまでなので、残業必須
- 人数が少ないため急な休みがとりにくいことも。
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クリニックは小さな職場ではありますが、その分人間関係が既に出来上がっていることが多く、そこへ新しい新人が入るということは、馴染めるか馴染めないかで働きやすさが大きく変わってきます。
実際に私の友人はクリニックへ転職しましたが、人間関係やパワハラで悩み、お局ナースに圧力をかけられて結局半年も経たずに辞めることになっています・・・
このようにクリニックへの転職はいいことばかりではなく、選び方を間違えるとせっかく復帰した後の看護師人生を失敗してしまうことにもなりかねません。
ですので、クリニックへ復帰するための勉強と一緒に、自分に合った職場を慎重に探すこともブランクからの復帰を目指すうえで重要なのです。
ブランク看護師がクリニックへ復帰するために必要な知識と技術
まず、クリニックに必要な知識と技術を以下にまとめました。
[box class=”blue_box” title=”クリニックに必要な看護知識と技術”]
看護師知識
- クリニックの診療科の専門知識
- そのクリニックへ来る年代の基本的な解剖生理や病態
看護技術
- 注射
- 点滴
- 吸引
- ネブライザー
- 酸素投与
- バイタル測定
- 包交
- 診察の介助
など・・・
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当たり前ではありますが、小児科であれば小児看護をマスターしておかなければいけないですし、おじいちゃんおばあちゃんが多いようなクリニックであれば老年の基本的な知識を身につけていかなければいけないでしょう。
このようにクリニックを利用する対象に合わせた基本的な知識が必要となります。
またそれとは別に急変時の看護やなどのいざという時の知識も必要です。
クリニックにもAEDなどが常備されているところは増えているので、緊急時に医療機器をすぐに使いこなせるような知識と技術を身につけておかなければいけません。
クリニックと聞くと
「点滴や注射ができれば十分」
と思っている方も多いかもしれませんが、クリニックともいえども様々な患者さんがいらっしゃるので、その既往歴や病状に合わせた必要な看護を提供していかなければいけません。
例えば整形外科で働くとしても、単に傷の固定方法などを身につけておけばいいだけではなく、そこを利用している方が在宅酸素を使っていたり在宅で高カロリー輸液をしている方が診察に訪れるかもしれませんよね?
もしそういった方がクリニックに来院中に機器のエラーになってしまった時に対処できないと困ってしまいます。
ですので、その専門的な知識や診療科だけを極めるのだけではなく、広く全般的な医療と看護の知識を学んでいく必要があるということを理解しておきましょう。
クリニックへ復帰するための勉強法
では、実際にクリニックへの復帰を目指すとした場合の勉強法についてお伝えしたいと思います。
看護技術の本を1冊買おう
まずは看護技術の基本を押さえるために基礎看護技術の本を一冊購入しておきましょう。
しかし買ったとしても最初から全て暗記していくのでは、かなり無謀で効率も悪いですよね?
実際にいる対象の患者さんがどのような疾患や既往歴を思っていて、どのような看護をしなければいけないのかを考え、それに対し要な項目を検索して覚えていくという流れがおすすめです。
教科書と同じで、最初からダラダラ読み続けていてもなかなか頭には入らないんですよね(T_T)
本当に自分が
「助けて欲しい」「情報が知りたい」
と言った時にこそ、こういう書籍を活用するとスムーズに頭に入ってくるので、そういった覚え方をすると方が効果的ですよ。
看護技術はナースセンターの研修を利用しよう
看護技術においては、自宅では1人で進めることができませんよね?
そんな時には自宅近くにある看護協会やナースセンターを活用し、ブランクがある看護師向けに行われている研修や実技講習などを利用し、積極的に技術を習得するようにしていきましょう。
ナースセンターを活用すると、無料で採血や吸引のシミュレーターを利用することができたり、詳しい技術看護技術のDVDなどを貸してもらえたりすることができます。
このようなナースセンターは無料で利用することができるので、まずはナースセンターへの登録をしていくことがおすすめですよ。
実際にクリニックで体験してみる
実はお試しで仕事が体験できるものがあるんです。
スマイルナースという求人サイトなら、お試しOKの求人もあるので、ブランクがある方でも実際に働いてみて就職しようかどうか決めることができるので安心です。
効果的に復帰への勉強をしていこう
ブランクがある看護師の方って、自分一人で勉強をしていても不安だし、本当に看護師として働けるのか自信がなくなってしまいやすいです。
そんな時こそ、このような使えるものやサービスを活用して、効率的に仕事への復帰を進めていくと、必然的に自分への自信につながります。特に人との交流があると、モチベーションアップにもつながりますよね?
ぜひあなたもここで紹介した勉強法で復帰を目指してみてはいかがでしょうか?